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2009年7月 - TOOL社、レイアウト表示プラットフォーム LAVISの最新版を発表

2009年7月2日 東京 - TOOL株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長、本垰秀昭、以下 TOOL)はこのたび、レイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」の最新版、「LAVIS Ver.9.0」をリリースいたしました。本バージョンでは、領域指定による簡易デザインチェック機能を搭載するとともに、等電位追跡機能のさらなる拡張やビューアの基本機能のひとつである各種計測機能の強化など、さまざまなレイアウト設計検証場面に対し、柔軟に対応可能な機能追加と拡張を図りました。

本バージョンでは、多岐にわたる機能の追加と既存機能の強化が行われています。
主な内容は以下のとおりです。

  (1) 簡易チェック機能の搭載
        指定領域内における配線幅や配線間隔のチェックが可能になり、従来の等電位追跡機能を
        利用したチェック機能と比べ、より容易に簡易ルールチェックを行うことができるように
        なりました。また、指定領域内の微小図形のチェックや、被覆率の計算もできるように
        なりました。これらのチェックは、ユーザーによる簡単なルール定義に則って行われ、
        サインオフ工程のはるか前段階における「簡易デザインチェッカー」としての利用価値が
        さらに高まりました。

  (2) 等電位追跡機能の拡張
        従来から備わっている複数領域指定による等電位追跡機能を拡張し、追跡したノードが
        通過する領域名がノードリストに表示されるようになりました。ビュー上で領域の表示/
        非表示を切り替えながら、追跡ノードの通過領域を容易に把握できるため、故障箇所の
        絞込みや特定などの用途に有用です。また、DEF をお使いの場合にはネット名を反映した
        解析ができるようになりました。さらに、あらかじめ接続箇所当りのビア数を指定する
        ことで、意図しない追跡を制御できるようになりました。

  (3) 計測機能の多様化
        斜め配線が存在するレイアウトに対して柔軟な対応をすべく、選択した2辺の角度を計算
        することが可能になりました。2辺間の距離計測では、計測結果をビュー上の任意の箇所に
        移動することで、計測結果が見やすくなります。また、BUS配線に代表されるような密集
        したネットが存在するケースにおいて、それが何ピッチ目の配線であるのかを簡単に把握
        することができるピッチ計測機能を搭載するなど、ビューアとしての基本機能のひとつ
        である計測機能の多様化を図りました。

このほかにも、キャッシュファイル管理機能の追加やオプションの簡易編集機能および3次元表示機能の拡張、DensityMap表示機能の拡張など、多数の機能追加と拡張が行われています。

TOOL の代表取締役社長、本垰秀昭は次のように述べています。「このたびのバージョンアップでは、故障解析の用途に有用な機能の追加に加え、ビューアとしてLAVISが持ち合わせている基本機能の拡張や多様化するレイアウトにも柔軟に対応することができる機能の充実を図りました。今後も多様化するレイアウトに対応すべく、機能の追加と拡張を図ってまいる所存です。」

LAVISについて

大規模対応・超高速表示・マルチフォーマット対応の多目的レイアウト表示プラットフォームです。独自の表示方式とメモリ管理手法により、大規模データを効率的に入力、表示することができます。 さらに、GDSやOASIS、LEF/DEF、各種マスク描画装置フォーマットなど、あらゆるフォーマットに対応し、他社製EDAツールや装置とのインターフェース構築も容易なことから、設計・検証・マスク製造・検査・不良解析など、全工程共通の「標準レイアウトプラットフォーム」として使用することが可能です。

TOOLについて

TOOL社は、EDAツールの開発を中心に取り組む日本のソフトウェア開発会社です。特にレイアウト設計フェーズ以降では、自社開発ツール「LAVIS」や「MaskStudio」を代表に多くの実績を積んでいます。当分野での豊富な経験から開発されたパッケージソフトウェアとカスタムソフトウェア開発技術との融合により、お客様の問題解決に的確なソリューションを提供いたします。会社および製品の詳しい情報については、http://www.tool.co.jp/ をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先

TOOL株式会社
営業部 マーケティンググループ
中根麻子
03-5723-8144
marketing@tool.co.jp