2008年2月 - TOOL社、レイアウト表示プラットフォーム LAVISの最新版を発表
2008年2月6日 東京 - TOOL株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長、本垰秀昭、以下 TOOL)はこのたび、レイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」の最新版、「LAVIS Ver. 7.2」をリリースいたしました。本バージョンはLAVISのさらなる拡張性を視野に入れ、微細化が進む先進プロセスに対応した既存機能の強化と、多数の新機能を搭載しています。本リリースにより、従来からの特長である高速表示、省メモリに加え、設計フローにおける諸問題に対する視覚検証手段としてもLAVISを幅広くご活用いただけます。
本バージョンでは、既存機能の強化と多岐にわたる新機能の追加が行われています。
主な内容は以下のとおりです。
(1) 等電位追跡機能の強化
レイアウトの配線状態の確認に有用な等電位追跡機能に、「抵抗認識機能」を追加しました。
あらかじめ抵抗認識レイヤを設定することにより、追跡図形を抵抗認識レイヤの図形で分割
してから等電位追跡を行うことができます。
さらに、本バージョンより搭載された「等電位チェック機能」は、追跡結果に対し、配線の幅や
配線同士の間隔、隣接配線との間隔のチェックを可能にします。これにより、サインオフ検証
前のレイアウトの早い段階で、気になるノードを容易にチェックすることができます。
(2) 3次元表示機能(オプション)の追加
LAVISのオプション機能として、「3次元表示機能」を追加しました。レイヤやデータタイプ、
配線の厚さなどを事前に定義することで、指定した領域を3次元で表示し、自由自在に回転
させることができます。また、等電位追跡機能と併用し、追跡結果を、指定した周辺領域と合
わせて3次元で表示することができ、同時に断面図を見ることも可能です。
3次元表示は、不良解析や故障解析の分野でレイアウトの内部や裏面を観察、分析するのに
非常に有用な機能です。
(3) バックグラウンドでのファイル読み込み機能の搭載
バックグラウンド処理でファイルを読み込む機能を追加しました。これにより、開くのに時間が掛
かる大規模なデータを読み込ませながら、並行して別の操作を行うことが可能です。複数のファ
イルを同時に読み込ませることもでき、それぞれの進捗を随時確認することができます。
このほかにも、断面図表示機能やGDS簡易編集機能の強化や、各種ユーティリティプログラムの拡張が加えられています。
TOOL の代表取締役社長、本垰秀昭は次のように述べています。「昨年リリースした『LAVIS Ver.7』で内部構造を一新したことにより、大幅な性能の向上を果たすことができました。これにより、このたびのバージョンアップでは、等電位追跡機能をはじめとした既存機能の大幅な強化や拡張を迅速に実現することができました。今後もお客様のご要望に素早く、確実にお応えできるよう、一層の性能向上、機能強化を図って参ります。」
LAVISについて
大規模対応・超高速表示・マルチフォーマット対応の多目的レイアウト表示プラットフォームです。独自の表示方式とメモリ管理手法により、大規模データを効率的に入力、表示することができます。 さらに、GDSII、OASIS、LEF/DEFや、各種マスク描画装置フォーマットなど、あらゆるフォーマットに対応し、他ツールや装置とのインターフェース構築も容易なことから、設計・検証・マスク製造・検査・不良解析など、全工程共通の「標準レイアウトプラットフォーム」として使用することが可能です。
TOOLについて
TOOL社は、EDAツールの開発を中心に取り組む日本のソフトウェア開発会社です。特にレイアウト設計フェーズ以降では、自社開発ツール「LAVIS」を代表に多くの実績を積んでいます。当分野での豊富な経験から開発されたパッケージソフトウェアとカスタムソフトウェア開発技術との融合により、お客様の問題解決に的確なソリューションを提供いたします。会社および製品の詳しい情報については、http://www.tool.co.jp/ をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
TOOL株式会社
マーケティンググループ
中根麻子
03-5723-8124
marketing@tool.co.jp
製品に関するお問い合わせ先
TOOL株式会社
EDA営業部
03-5723-8144
sales@tool.co.jp