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2002年6月 - レイアウトビューアLAVISバージョン2.0のリリース開始


TOOL株式会社は自社開発の次世代レイアウトビューアLAVIS(レイヴィス)のバージョン2.0 のリリースを開始しました。LAVISは大規模なLSIレイアウトデータを超高速表示する、 マルチフォーマット対応のレイアウトビューアです。2001年9月のリリース以来、 既に複数の大手デバイスメーカ等に採用され、不可欠なツールとして利用されています。
今回、更に機能強化を図り、バージョン2としてリリースしました。バージョン2.0で 強化された主な機能について解説します。

設計環境での利便性の向上

  • GDSライブラリ/マージ機能

  • モジュールごとに別の環境(ツールやチーム)で設計されるケースが多くあります。 このような場合、複数のGDSファイルをあらかじめマージする必要がありました。 今回追加された、GDSライブラリ機能、GDSファイル併合機能により、 このようにモジュールやライブラリごとに別々のファイルに分れている場合も LAVIS上で高速にマージ、表示をすることができます。 これにより、時間と資源(ディスク)を大幅に削減することができます。
  • Caribre-RVEとのインターフェイス

  • 設計データの大規模化に伴いレイアウト検証工程の占める割合は増加しており、 この工程の効率化は設計工程全体のTAT向上に大きく関係します。 今回、メンターグラフィックス社のCaribre-RVEとの接続が可能となりました。 RVE側でエラー箇所をクリックするとレイアウトデータの対応する箇所に自動的にズームし、 エラー図形をハイライト表示したり、等電位図形をハイライト表示したりすることが できるようになります。 Caribre-RVEとLAVISを併用することによるインタラクティブなエラー解析と、 LAVISの高速表示機構により解析時間を大幅に短縮することが可能となります。

マスク生成工程への適用

LAVISはGDSの他に現在使用されている全てのEBフォーマットをサポートしておりますが、 今回、更にMEBES、JEOL、HLの各EG描画装置のジョブデックファイルも読込みが可能となりました。 これまで、LAVISで設計データからEBデータの生成工程まで利用することができましたが、 今回の機能強化により、マスク生成工程へも適用することが可能となりました。 これにより、設計からマスク生成工程まで、共通のビューイング環境を使うことが可能となり、 利便性を向上させることが可能となります。

フルプラットフォームサポート

今回、LAVISの正式対応プラットフォームとしてSPARC/Solaris、HP-UXに加えてWindows、 Linuxが追加されました。 これにより、現在稼働している主要プラットフォーム全てでLAVISが利用可能となり、 あらゆる環境でのデータ表示が可能となりました。専用EWSを使わなくても、 自席から手軽にデータ参照したり、設計者以外でも手軽にデータ参照することが可能になります。

多数の機能追加、改善

この他にも細かな機能追加や、機能、性能の改善が行われました。 詳細はバージョン2.0の追加機能をご参照ください。

今後の展開

今回、他社ツールとのインターフェイス、読込みフォーマットの追加、 対応プラットフォームの追加等により、LAVISの適用範囲を広げることができました。 今後も主要他社ツールやシステムとの連携を一層深め、各種インターフェイスの提供、 対応フォーマットの拡張を引続き行なっていく計画です。 更に、ネットワークを経由した遠隔地でのビューイング環境の提供など、 設計から製造、検査、計測まで一環したビューイング環境を実現し、 標準レイアウトビューアとして利用できるよう開発を進めてまいります。

※ 記載の名称は各社の登録商標です。